入社4年未満の若手技術者を対象にグループ研究発表会を行いました。
研究テーマは以下の通りです。
分類 | テーマ |
気象 海象 |
H.H.W.L.とH.W.L.の説明と設計上の使い分け |
各沖波推算の概要と手法及び設計上の留意事項 | |
波浪変形計算の順序と手法及び設計上の留意事項 | |
Smaxの違いによる波浪変形計算結果への影響 | |
Ho,Ho’,H1/3,Hmaxの説明と設計上の使い分け | |
港湾及び漁港の波浪推算及び波圧に関する設計上の相違点 | |
土質 土圧 水圧 |
Φ層かC層の判断基準と留意事項 |
N値よりΦを求める際の留意事項 | |
偏心傾斜荷重及び円形すべりの岩盤の強度の設定とその理由 | |
砂質土中の方塊の安定の模式図作成及び安定計算式の設定 | |
重力式堤体据付高がH.W.L.とL.W.L.間の場合の残留水位の設定方法 | |
残留位水位と残留水圧強度の考え方 |
1人3~4テーマを担当し、先輩社員が指導者として研究が行われました。
役割分担、メンバーでの意見交換を行い、先輩社員への助言を求めながら発表資料を作成するので、知識だけではなくコミュニケーション能力も必要となります。また、通常業務での打合せや現場調査等も行いながらのグループ研究は、工程管理能力も試されることになります。
日々の業務が忙しい中で大変だったとは思いますが、よく整理された資料を作成し、試行錯誤しながらもしっかり発表ができていました。
1つの目標に向かってみんなで協力しながら、資料・意見収集をし、纏め、どのように説明するかを考え、新たな知識の学び方やコミュニケーションの取り方、工程管理、様々な事を学習したと思います。
また、この為に作成した資料は、財産として役に立てたいと思います。